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所員のコラム【構造編Vol.7】:水平構面の必要性

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所員のコラム【構造編Vol.7】:水平構面の必要性

水平構面の必要性に関して、わかりやすい解説を発見しました。

構造計算は通りの耐力壁の量によって水平荷重を比例分配しています。
これは剛床仮定があるからです。
仮定と言っても「大前提の条件」という意味です。

水平構面で頭と足元繋がってないと、
壁の変位が通りごとに異なるので成立しません。
だから面内剛性の高い仕様とするのです。

軸組計算の場合もおおむね考え方は同じだと思うのです。
壁があればいいってもんじゃないのです。

ちなみに1階の床の水平構面の評価をしない理由はHOWTECより、基礎に直接緊結しているため、GL+500程度の立ち上がりなら十分水平剛性は高いとあります。

できれば垂木面にではなく、小屋梁面にも面材を張りたいと思う次第です。
無理だと思うので、妻壁部には必ず耐力壁と同等の仕様にして、屋根面と
一体となるように努めましょう。

出典:日本建築学会(2006)木質構造設計規準・同解説-許容応力度・許容耐力法-pp.96-97

松本設計 構造設計室 長井 潤

参考資料