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所員のコラム【構造編Vol.2】:耐力壁量の検討2

所員のブログ【構造編】
所員のコラム【構造編Vol.2】:耐力壁量の検討2

耐力壁の目安の続き。

風圧力に関してです。

3階建てを対象にします。
偏心率0.15を超える場合は割増しますが
(周辺状況によってはしなくてもよい)、
風圧力には建物の荷重は関係ありません。

風圧力
3階 3階階高の半分より上の部分の面積×1.3kN/㎡
2階 2階階高の半分より上の部分~3階階高の半分より下の部分の面積×1.2kN/㎡
1階 1階階高の半分より上の部分~2階階高の半分より下の部分の面積×1.1kN/㎡

これで出ます。
ちなみにここで言う面積は立面の面積です。
風圧力は地震力と違い、X方向とY方向で変わります。
言うまでもなく検討する方向を間違えないでください。
とんでもないことになります。

風圧力W=q×Cf
速度圧q=0.6EVo^2
などは力学の基本ですので、
一級建築士や二級建築士試験にも出てきます。
ガスト影響係数Gfなど聞いたことあるかと思います。
興味ある方は調べてみてください。

ここから先は地震力の時と一緒です。

これは実際計算してみるとわかると思いますが、
倍率換算すると結構少ない枚数でクリアできてしまいます。
でも、実際は通りごとに算定しなければいけないし、
水平構面も絡むし、そんなに単純なわけではありません。

次回はオーバーハング部分の耐力壁の低減に関して書いてみようと思っています。

記事:構造部リーダー 長井潤