宮前おおぞら保育園

透明感、浮遊感、開放感、地域との一体感、守られている安心感をコンセプトに設計した。

敷地は南面に園庭を設けづらいロケーションであることから、建物は南面を背にして北面に園庭を設ける計画となった。それらの条件は陽当たりが不利となるため、空間が暗くなり閉塞感などが増してしまう。
しかし、その不利な条件を克服するため、開口部を北面に積極的に配置し採光や通風などをふんだんに確保することでそれらを解消させてた。

また、公共性の高い建築用途を鑑み地域との繋がりも重視したことで、これらの開口部が内部空間と周辺地域との一体感を増幅させると共に、中からはガラス越しに無限に広がる開放感が気持ちよく、子供たちが健やかに育つ環境づくりに大きく寄与している。

設計・監理
松本設計
建設地
東京都杉並区
施工
戸倉工業(株)
竣工
2016年~2017年2月竣工平成29年 2月
構造
S造 耐火
規模
延べ床面積: 930㎡ 地上2階
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