【性能チーム:今井(在籍30年)】建築士試験今昔物語
2022.03.15
建築士の免許について
建築士法が出来て今年で72年になります。
私が就職したころ建築の免許は1級、2級建築士しかありませんでした。
当時の1級建築士は5年のうちに5科目合格すればもらえました。
それが3年になり、その後現在と同じように学科4科目合格しないと製図が受けられなくなりました。
高校建築科卒だと直接1級は受けられない。2級建築士が必要。
私の場合は2級で足ふみ学科2回、製図3回目で合格。
当時ほとんどRC造の建物図面しか書いていなくて、2級の木造の図面がうまく描けなかったのが苦労した要因です。
試験の回数から言えば2級の方が難しかった。
社内では昨年、一昨年と複数の2級合格者が出てすばらしいと思います。
今は昨年2級を取った人でも今年に1級建築士受験可能です。
合格すれば所定の実務年数経過後免許がもらえます。(登録免許税6万、及び申請手数料等が必要)
今年の1級、2級、木造建築士の申し込みは4/1~4/14まで、インターネットのみの申請となります。早めの取得をお勧めます。